工房さはこについて

友禅染めの魅力

絵画のように染めていく伝統工芸品

四季折々の美しい模様が描かれた日本の民族衣装「着物」。
そのさまざまな模様を描く方法には「織り」と「染め」があり、「友禅染め」は日本を代表する「染め」の伝統工芸のひとつ。
のりを用いることで染料の滲みを防ぎ、布の上に絵を描くように多彩な色使いで染めることがができる技法です。

江戸の粋を引き継ぎ、職人の個性が光る

東京友禅は、華やかな京友禅や写実的な加賀友禅と並ぶ「日本三大友禅」のひとつです。
江戸の町人文化の影響を色濃く受けており、あっさりとした色合いと控えめながら粋で洒落感のある図案がよく見られます。
また東京友禅は構想図案から仕上げまで作者の一環作業となるため、職人の個性が反映されやすいと言われています。

工房さはこの特徴

伝統的な手描きへのこだわり

手描友禅の技法は江戸時代から培われてきたものです。この長い歴史が手描友禅を上質で奥深いものにしています。工房さはこでは、伝統を守っていくため手描きにこだわって制作しています。

地道に一筆一筆、丁寧に描いていく

工房さはこの最大の特徴はその緻密で丁寧な作品作りにあります。ただでさえ多くの工程と高い技術を必要とする手描友禅の制作には忍耐力が伴います。
その中でも工房さはこでは一歩一歩、地道に山を登っていくように丁寧に作品を完成させていきます。
その技術が認められ、2003年には東京都工芸染色協同組合の作家が挑む作品展「染芸展」で東京都知事賞を受賞しました。

絵画として楽しむ友禅画

着物や帯だけではなく、友禅の技術を用いた絵画「友禅画」も制作しています。
もともと江戸時代に扇に絵付けを行なっていた絵師が始めた友禅の技術は、その繊細さと色鮮やかさ生かした絵画に最適です。
日本古来の風景だけでなく、現代的なモチーフや景色を描くこともあり、インテリアとして日常的に手描友禅を楽しめます。

作者紹介

経済産業大臣指定伝統的工芸品
東京手描友禅

伝統工芸士

佐波古 直明

東京染色美術学院卒業
現在は座間に工房を構える。
2003年に東京都工芸染色協同組合の作家が挑む作品展「染芸展」で東京都知事賞を受賞。
日本工芸界正会員である坂井教人先生に11年間、師事。